人的資本経営の基本方針
1.目的
「人的資本経営の基本方針」(以下「基本方針」という。)は、七十七グループの人的資本経営の推進・管理に関する基本方針を定め、適切な人的資本経営を推進・管理することを目的とする。
2.定義
- 人的資本経営
人材を価値創造の源泉である「人的資本」と位置付け、コンサルティング等の専門性と豊かな人間力を兼ね備えた「顧客・地域に役立つ人材」および挑戦的な企業文化の確立に向けたチャレンジ精神溢れる「企業変革に資する人材」の育成、ならびに多様な人材が持てる力を最大限に発揮できる「働きやすい職場環境」および「働きがいのある職場環境」の整備に取り組むことにより、職員のエンゲージメント向上を通じて、地域社会の持続的な発展と、七十七グループの持続的な成長および企業価値向上に繋げていくことをいう。 - 人的資本経営推進管理
七十七グループの人的資本経営の推進を適切に行うために必要な管理をいう。
3.基本方針
- 人的資本経営推進管理を重視した業務運営
業務運営にあたっては、人的資本経営推進管理を重視する。 - 人的資本経営に係わる取組姿勢の表明
役職員が人的資本経営を重視し、人的資本経営の取組みに対する積極的な姿勢を広く確保するため、対外的に人的資本経営に係わる取組姿勢の表明(対外公表)を行う。
人的資本経営に係わる取組姿勢の表明の内容は別表のとおり。 - 人的資本経営推進管理部署の設置
人的資本経営推進管理を実施するため、人的資本経営推進管理部署を置く。人的資本経営推進管理部署は、人事部とする。
4.組織・役割
- 取締役会
取締役会は、適切な人的資本経営推進の管理体制を構築するため、次の役割を担う。- 「基本方針」を決定し、役職員に周知させる。
- 「基本方針」の策定に関するプロセスの有効性を検証し、必要に応じて見直しを行う。
- 人的資本経営推進管理に関する組織・体制を整備する。
- 常務会
常務会は、取締役会の委任にもとづき、次の役割を担う。- 人的資本経営推進管理に関する重要事項の協議を行う。
- 人的資本経営推進管理に関する規定・組織・体制等の整備にあたり、そのプロセスの有効性を検証し、必要に応じて見直しの協議を行う。
- 人的資本経営推進管理の状況を分析・評価し、必要に応じて人的資本経営推進管理部署に改善を実施させ、改善の進捗状況の報告を受ける。また、分析・評価に関するプロセスおよび改善に関するプロセスの有効性を検証し、必要に応じて見直しの協議を行う。
- 人的資本経営に係わる取組姿勢の表明について、必要に応じて協議を行う。
- 取締役および人的資本経営推進管理部署の業務担当役員
取締役は、人的資本経営推進管理を重視した経営管理を行う。特に、人的資本経営推進管理部署の業務担当役員は、人的資本経営推進管理の状況を的確に認識し、適切な人的資本経営推進管理態勢の整備・確立に向けて、「基本方針」および具体的対応策を検討する。 - 人的資本経営推進管理部署(人事部)
- 人的資本経営推進管理部署は、人的資本経営推進管理にかかる企画、立案および改善策のとりまとめを行うとともに、「基本方針」および人的資本経営推進管理に関する規定等の整備を行い、行内に周知徹底させる。
- 人的資本経営推進管理部署は、定期的もしくは必要に応じて、人的資本経営推進管理の状況の分析・評価を行い、態勢上の問題点等について検証を行う。
5.報告
人的資本経営推進管理部署は、人的資本経営推進管理の状況等を、定期的もしくは必要に応じて取締役会、常務会および監査等委員会に報告する。
6.(別表)人的資本経営に係わる取組姿勢の表明
題名 | 表明日 |
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イクボス宣言 | 2016年10月7日 |
ダイバーシティ推進にかかる基本方針 | 2018年3月30日 |
七十七銀行健康経営宣言 | 2018年12月7日 |
七十七グループの人材育成方針 | 2023年4月1日 |
七十七グループの社内環境整備方針 | 2023年4月1日 |