私たちの選択 INTERVIEW

これまで培ってきたスキルや経験を、
東北最大のスケールで生かしながら、
新しい七十七銀行をつくる魅力があります。

私たちの選択
Interview

Hiroaki Soma

相馬 広明

デジタル戦略部
デジタル開発課
チーフエキスパート
(都市銀行のIT会社勤務を経て2017年に入行)

七十七銀行のDXを担う責任とやりがい。

現在、デジタル戦略部デジタル開発課で、当行におけるデジタル分野全体を指揮するための企画立案に携わっています。具体的にはクラウドを活用したIT基盤戦略の立案と実行をはじめ、営業店の店頭で使用するタブレットの導入に関するシステム構築などを行っています。金融サービスがますます多様化する環境下では、利便性と効率化を追求する<攻め>と、安全安心やセキュリティ確保の<守り>のバランスを取りながら進める難しさがありますが、組織を変えていく使命感や高い壁を打ち破ったときの達成感を得ることができる仕事です。DXの重要性が提唱されるなか、当行でもデジタル分野においてお客さまにより高い利便性を提供することは必須であり、デジタルネイティブ世代に対するサービス向上が大きなテーマとなっています。
大学卒業まで地元の宮城で過ごしましたが、一度は外の世界を経験しようと考え、東京の都市銀行のIT部門を担う会社に就職しました。順調にスキルを上げて仕事の幅も広がっていくなか、同じ宮城出身の妻と結婚して子どもを持ち、仙台に戻るひとつの節目と考えていた30歳となった頃に、就職情報サイトを通じて当行への転職を決意しました。同じ金融機関であることに加えて、東北最大の銀行としての存在感も大きかったですね。面接の際には、金融のIT部門という特殊な環境で、さまざまな立場の人の間に入りながら、技術と技術、人と人をつなぐ経験を通して培ってきた総合力をアピールしました。また、銀行におけるシステム構築では、常にユーザー目線を持ち、想像力を発揮しながらフットワークよく動くことが重要で、それを実現していく存在になりたいということも話しました。もちろん転職そのものに不安はありましたが、私と妻にとっては故郷であり、また自然環境が豊かな場所で子どもを育てながら暮らしていくことができる価値は、人生において代え難いものになると思いました。

名実とも東北のリーディングバンクへ。

転職前は“お堅い銀行”というイメージでしたが、いざ実際に働いてみると、堅いのは地域やお客さまからの信用であり、行内システム環境については、より柔軟に新しく変わろうとしているフェーズであることが分かりました。一方、まだ“紙文化”がメインとなっている業務も多く、お客さまの利便性向上やコストダウンを前提としたうえで、今後は同様の業務についてもスマートにブラッシュアップしていくことが大きな課題であり、そのために私のような転職者が受け入れられたのだと決意を新たにしています。そして、それらを実現した新しい七十七銀行こそが、真の意味で東北のリーディングバンクという存在を裏付けるものになると確信しています。
転職は、自分の人生や家族にとって大きな節目となる一大事。逆に、受け入れる企業側から見れば、新しい風が吹きはじめる好機でもあります。その意味でも、これまで外部で経験してきたすべてのスキルを新しい環境で発揮していくことが、結果的に自分の人生を豊かなものにしてくれると思っています。

※部署名などの表記は取材時点のものです。