TALK
対談

女性管理職 編

高橋 裕美子
Yumiko Takahashi

2007年入行
宮町支店
支店長代理

(現 人事部
ダイバーシテイ
推進室室長)

三浦 麗佳
Reika Miura

2005年入行
塩釜西支店
次長

(現 将監支店支店長)

キャリアプランを描き成長することが、
地域貢献につながっていく。

01theme

目標となる先輩と緊張の初対面。

三浦初めて一緒に仕事をした時のことを覚えている?

高橋もちろん覚えていますよ。当時所属していた支店に、三浦さんが本部からMA(マネーアドバイザー)として営業のノウハウの指導にいらっしゃって、お客さまのもとへ帯同させていただきました。

三浦そう。最初は緊張もあってぎこちなかったけど、次第に打ち解けていったよね。

高橋女性として颯爽と仕事をこなす三浦さんは、自分の将来のキャリアを考えるうえでも憧れの先輩だったので、緊張するなという方が難しかったですね。ひとつでも多く学び取ろうとしていた気持ちが、知らず知らずのうちに表に出ていたのかも知れません。

三浦そうだったの?物腰に余裕があってそんな風には見えなかったよ(笑)。私は、常に笑顔で前向きに仕事に取組む高橋さんの姿勢に「自分もこうでなくちゃ」と初心にかえる気持ちだったな。

高橋とんでもないです。あの時から、三浦さんが自分の「目標」という存在になったので、久々にお会いする今日も昔のように緊張しています。

02theme

それぞれの意識改革。

三浦私は支店での業務を何でもこなし、お客さまや同僚から信頼してもらえる銀行員になることが入行してからの最初の目標だったけど、高橋さんはどうでした?

高橋正直なところ、入行した時には具体的なキャリアプランはありませんでした。当時は一日も早く先輩方のようになりたいと漠然と思っていた程度でした。三浦さんはキャリアプランに関して意識が変わった節目はありましたか?

三浦やはり本部勤務となった入行5年目の時かな。支店勤務だったそれまでは、本部や上司から与えられた方針に従って日々の業務をこなすことで精一杯だったけど、本部勤務となり、銀行としての方針や施策などを考える機会に恵まれたことで、視野が広がったと同時に主体的に考えることができるようになったことが大きかったな。

高橋なるほど。初めてお会いした時にはもう、三浦さんは次のステップへと意識を切り換えていたのですね。“考えていることが自分とは明らかに違う”と感じた印象に今納得しました。私は三浦さんと一緒に仕事をしたことが大きな刺激となり、その後の転勤で職位者となった際、仕事のレベルアップに加えて“部下行員の教育と上司のサポートを頑張ろう”と決意したことを覚えています。

三浦それは素晴らしいことだね。高橋さんの話になぞらえると私の場合、次長として行員の育成を含めて支店運営全体を統轄すること、そして支店長をサポートすることが現在の大きなテーマ。どちらも大変だけど、それだけにやりがいも大きいと実感しているよ。

高橋さらっとお話されていますが、きっと想像できないような大変さがあると思います。私は現在、コミュニケーションを重視して、これまで以上に同僚との意思疎通を図り、支店全体が同じ目標に向かうために自分なりに努力することをテーマにしています。

三浦その努力の積み重ねが、結果的に「お客さまのため」につながると、大きな視点で考えることも大切だね。

高橋おっしゃる通りです。お客さまから「ありがとう」と言われることが、いつの時代でも銀行員にとって何より達成感を感じる瞬間だと思います。

03theme

すべてはお客さまのため。

三浦今後のキャリアプランについてどのように考えているの?

高橋具体的ではないかもしれませんが「お客さまに選ばれる銀行員になる」ことが一貫した目標なので、任されたポジションでスキル向上はもちろん、お客さまや行員同士など、人と人とのつながりにおいても自分を磨き続けていきたいと考えています。その結果が自分なりのキャリア形成につながるという思いです。三浦さんはいかがですか?

三浦私は支店長になることを目指して頑張りたい。これまでの銀行員生活の中で、部下行員一人ひとりに目を配り、個性や強みを引き出して支店をよい方向へ導いていく魅力ある支店長にたくさん出会ってきたので、自分もそういった存在になれるよう努力を続けていきたい。でも、その先にいらっしゃるのは常にお客さまであり、それを忘れることなく一人でも多くの当行のファンを増やす気持ちで、金融を通じて地域に貢献していくことが理想と考えているよ。

高橋さすがです。支店内の結束を高めながら、行員一人ひとりが力を発揮できる環境をつくっていくのはすべてお客さまのためですから。

三浦これまで七十七銀行をつくり上げてきた先輩方もきっと同じ気持ちだったはずです。当行の一員として、この思いを継承していきましょう。

高橋お話ができて勇気が湧いてきました。将来は「三浦支店長」をサポートする次長として一緒に働いてみたいという目標もできました。

三浦ちょっと恥ずかしいけど嬉しいし頼もしいな(笑)。お互いにこれからも当行のファンづくりのために頑張っていきましょう。そしていつか、また一緒に仕事ができたらいいですね。

高橋もちろんです。頑張ります!

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