INTERVIEW.03#本部 #チャレンジ #キャリア模索中

「自分らしさ」を探す
ストーリーの主役は“私”

大内 亜弓AYUMI OUCHI

2016年入行
営業統轄部 ウェルスマネジメント室

入行の決め手

学生時代に学んだことや社会人として働きながら身に付けていく知識やスキルを、何のために生かしていきたいかを考えたときに、「地元である宮城・東北に還元していきたい」と思った。七十七銀行はいつも地域に寄り添っていること、また業務内容が多岐にわたるため、働きながら自分のやりたいことを見つけ、軌道修正しながらチャレンジできる環境があると確信し入行を決意した。

どんなときもポジティブにいること。
大局的な目線を持つこと。

入行して最初に配属になったのは本店営業部。個人向けの営業渉外を担当しました。当時のことを振り返ってみると、はじめは同僚と自分を比較しては、「どうして自分だけ出来ないのだろう」「あとどのくらい頑張り続ければいいのだろうか」とネガティブになってしまうことがよくありました。それでも、現場で多くのお客さまと接していくなかで「大切なことはお客さまに信頼していただくこと。このために自分自身が、あるいは誰かがそれを実現していくための道しるべをつくるような仕事がしたい。」と、少し漠然としていながらも、今後のキャリアイメージを描くことができるようになりました。そして、なりたい自分を実現していくためには、ネガティブなだけでは前に進むことはできず、意識して物事をポジティブに転換して、前向きに仕事に向き合おうと考え方を見直しました。
銀行員という仕事の難しさを感じながらもやりがいを持ちながら仕事ができるようになった頃、ターニングポイントとなる出来事がありました。3年目の頃に担当していた、マーケットに関してアンテナが高く、頻繁に顔を合わせて情報交換をしてきた思い入れのあるお客さまの一人が、ある時パタッと資産運用をやめてしまったのです。理由を聞くと余命宣告を受けたとのことでした。それ以来、これまでの資産を“増やす”ためではない、ご家族に“遺す”ためのお手伝いをしました。のちにお客さまのご家族から「父から自分のお金のことは七十七銀行の大内さんに話せば大丈夫だと言われていました。」という言葉をいただき、自分が相手にしているのは目の前にいるお客さまだけではなく、個人であればそのご家族、企業であれば従業員の方々やさらにそのご家族であり、大局的に物事を見るということを強く意識しました。私の仕事に対する考え方を大きく広げてくれた出来事だったと思います。

変わり続けるベストアンサーと、
それを探し続けられる環境。

本店営業部のあとは人事部に異動して採用業務を担当しました。直接的にお客さまに接するという環境ではなくなりましたが、未来の七十七銀行を担う人材を迎え入れ、かけがえのない若い人材が成長していくところを身近でサポートするのは、間接的ではあるものの「地域のために」というゴールはこれまでと一貫して同じであると思い、真剣に仕事と向き合いました。
そして、現在勤務しているウェルスマネジメント室は、人生100年時代と言われる現代において、お客さまが抱える相続・資産承継対策等の様々な課題に対してコンサルティングを行っているセクションです。自分自身、経験のないフィールドでの仕事となり身の引き締まる思いであることに加えて、外部環境の変化が激しいなかで、部署としても前例踏襲ではない新たな挑戦をしていく必要があります。「企業文化改革」を経営計画に掲げていますが、まだ答えのない課題に立ち向かうことは非常に難しいことです。しかし、挑戦こそがチャンスの源泉であると信じて、同僚と知恵を出し合いながら努力していきたいと思います。
七十七銀行で働くということは、一人ひとりが持つ自分の力を発揮できる仕事を見つけられること、またそのなかで変わり続けるベストアンサーを探し続けられること。私の人生の主役は自分なので、これからも自分らしくキャリアと人生を歩んでいきたいと思います。

COLUMN

私の大切な5つの時間

仕事とかわいがっている姪・甥と遊ぶ時間を大切にしていますが、とことん寝たり、何も考えずにドライブする時間も作るようにしています。頑張りたいことがあるからこそ、オフの時間の充実が大切だと実感しています!
趣味の優先度も高いものの、これと言った特定の趣味はありません。少しでも興味を持ったことはやってみたいと思う性格なので、365日三日坊主になっています。