七十七でんさい オンラインマニュアル
取引

債権譲渡請求

債権を譲渡する場合、全額譲渡と債権を分割して行う一部譲渡が可能です。

譲渡記録請求は原則として、譲受人になる利用者を債権者とし、譲渡人を保証人とします。

画面上は、登録(1件)、登録(複数件)のいずれかが表示されます。
管理業務の『企業情報管理』にある「複数譲渡記録請求(画面入力)機能の利用」が「利用する」の場合、登録(複数件)のパターンとなります。

登録(複数件)

担当者は債権譲渡請求メニュー画面から、複数債権の仮登録情報を入力し、一括して(まとめて)記録請求を行うことができます。

担当者は必要な項目を入力し、仮登録を行います。承認者が仮登録を承認することで譲渡記録請求が完了します。
ただし、承認完了時点では、譲渡の成立は確定していません。承認完了後、譲渡記録メニュー画面の請求状況一覧、または通知情報一覧画面にて結果を確認してください。

1請求当たりの最大明細数は200件です。

入力中の請求明細は一時保存が可能です。また、一時保存した明細は請求状況一覧から、仮登録の再開が可能です。
なお、一時保存は、1担当者あたり10件の請求まで可能です。

請求状況一覧より、過去に最終承認完了後エラーとなった請求データを選択し、請求することが可能です。過去のデータを流用する場合は、エラー情報を引継ぎますので、エラー箇所を修正のうえ、必要に応じて譲渡日を変更して再登録・再請求を行うことが可能です。

譲渡日(電子記録年月日)は当日または未来日付を入力することができます。なお、未来日付を入力した場合は、予約請求となります。実際に債権が譲渡される日付は入力した譲渡日(電子記録年月日)となります。

なお、譲渡予約済の債権は発生取消ができません。

1
トップ画面の[債権譲渡請求]タブをクリックしてください。
[SCCTOP11100]トップ
2
「譲渡記録メニュー」画面が表示されます。
[登録]ボタンをクリックしてください。
[SCCMNU12301]譲渡記録メニュー

[詳細]ボタンをクリックすると、対象取引の詳細情報を別ウィンドウで表示します。

[再開]ボタンをクリックすると、一時保存した明細の仮登録を再開します。

[削除]ボタンをクリックすると、一時保存した明細の仮登録を削除します。

[再利用]ボタンをクリックすると、過去に登録した請求データを流用して請求を行います。

[引戻し]ボタンをクリックすると、過去に登録した未承認の請求データを引戻します。

[修正/削除]ボタンをクリックすると、未承認の請求データについて、修正、または削除を行います。

3
「譲渡記録請求_対象債権検索」画面が表示されます。
検索条件を入力のうえ、[検索]ボタンをクリックし、譲渡記録対象債権一覧より対象債権を確認後、[明細入力へ]ボタンをクリックしてください。
[SCKASG11121]譲渡記録請求_対象債権検索
■決済口座情報(請求者情報)/譲渡日について
[決済口座選択]ボタンをクリックし、取引に利用する決済口座を選択すると、支店コード、口座種別、口座番号が表示されます。

[詳細]ボタンをクリックすると、対象債権の詳細情報を別ウィンドウで表示します。

4
「譲渡記録請求_明細入力」画面が表示されます。
譲受人情報、債権情報を入力し、[確定して明細一覧へ]ボタンをクリックしてください。
[SCKASG11123]譲渡記録請求_明細入力
■譲受人情報について
<取引先を登録している場合>
[取引先選択]ボタンをクリックし、取引先を選択すると、利用者番号、金融機関コード、支店コード、口座種別、口座番号が表示されます。
<取引先を登録していない場合>
[直接入力]ボタンをクリックし、金融機関コード、支店コード、口座種別、口座番号、取引先登録名を入力のうえ、[明細入力へ反映]ボタンをクリックしてください。
  • ※取引先を事前に登録しておくことで入力を省略できます。
    取引先の登録方法は『取引先管理』をご参照ください。
■債権情報入力について
各入力項目については、こちらをご参照ください。

[次の譲受人へ]ボタンをクリックすると、入力内容を明細一覧へ反映し、続けて次の明細を入力できます。

[次の譲受人へ]ボタンによる連続入力を1回以上繰り返した場合のみ、[中断して明細一覧へ]ボタンが[戻る]ボタンの代わりに表示されます。

5
「譲渡記録請求_明細一覧」画面が表示されます。
請求明細一覧を入力・確認し、[仮登録の確認へ]ボタンをクリックしてください。
[SCKASG11122]譲渡記録請求_明細一覧

[譲渡日の変更]ボタンをクリックすると、次画面にて譲渡日を変更します。

[譲受人追加]ボタンをクリックすると、次画面にて譲受人情報を追加します。

[修正]ボタンをクリックすると、次画面にて明細を修正します。

「削除」チェックボックスにチェックを入れ、[削除]ボタンをクリックすると、選択された請求明細を削除します。

[一時保存]ボタンをクリックすると、入力した明細を一時的に保存します。

6
「譲渡記録請求_仮登録確認」画面が表示されます。
内容をご確認のうえ、承認者情報を選択し、「内容を確認しました」にチェックを入れ、[仮登録の実行]ボタンをクリックしてください。
[SCKASG11125]譲渡記録請求_仮登録確認

「内容を確認しました」のチェックをされていない場合、仮登録の実行はできません。

7
「譲渡記録請求_仮登録完了」画面が表示されます。
[SCKASG11126]譲渡記録請求_仮登録完了

仮登録を実行したことで、請求番号が決定します。請求番号は、この請求を特定するための番号となりますのでご留意ください。

仮登録の完了後、承認者へ承認依頼通知が送信されます。
承認者の手順については、『承認・差戻し』をご参照ください。

  • ※請求は承認者の承認が完了することで成立します。
  • ※請求完了後、七十七でんさいにおける請求内容のチェックの結果、エラーとなる場合があります。必ず譲渡記録メニュー画面の請求状況一覧、または、通知情報一覧画面から請求結果を確認してください。