資産運用なぜ今、資産運用?投資信託から始めてみよう

最近、資産運用という言葉を耳にする機会が増えました。
一方で、そもそも資産運用って何?どうしてやらなくちゃいけないの?と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな疑問にお答えしながら、初心者でも始めやすい「投資信託」についてご紹介します。

資産運用とは?どうして投資すべき?

資産運用とは、ひとことで言うと、自身のお金を適切に管理すること。実は「貯蓄(預貯金)」も資産運用の一つで、預けることで自分の資産を「守る」ことができます。
しかし、低金利のいま、貯蓄だけではお金を「増やす」ことが難しくなっています。増やしながら将来に備えることを考えると、貯蓄しておくだけよりも投資して運用する方が、増やせる可能性が広がります。

また、投資で得られた利益を再度投資に使うことで、さらに資産が増える「複利効果」も期待できます。早く投資を始めるほど、複利の恩恵を長く受けることができるともいえるでしょう。
皆さんは「72の法則」をご存知でしょうか?
金融広報中央委員会「知るぽると」では、「72の法則」をお金が2倍になる期間が簡単にわかる便利な計算式として紹介。「72÷金利≒お金が2倍になる期間」としています。

例1) 金利3%でお金を運用した場合、何年で2倍になるか? 「72÷3%=24年」→約24年で2倍に

例2)10年でお金を2倍にしようと思った場合、何%で運用するべきか?
「72÷10年=7.2%」→金利約7.2%で運用するべき

※この算出で使用する金利は複利(利子にも利子がつくこと)が前提です。
また、算出される結果(期間や金利)は、大まかな数字であって、正確な数字ではありません。

すぐに使わないお金は、できるだけ早く・長く投資に回すことで、より効率的な資産運用につながっていきます。

投資で大切な2つのポイント

貯蓄と違い、投資には元本保証がなく、資産が上下動するリスクが存在します。そのため、リスクをできるだけ抑えながら、資産運用を行うことが大切になります。
そのポイントは「長期」と「分散」です。

基本的に金融資産は、保有期間が「長期」になるほど、リスクが平準化します。つまり、長期になればなるほどリスクが抑えられるということです。また、前述の「複利効果」も投資期間が長いほど大きくなる傾向にあります。

将来のために増やしたいお金だからこそ、日々の値動きに一喜一憂するのではなく、数年~数十年という長い期間で運用し、リスクを抑えながらリターンを得て、時間とともに資産を増やしていくのが理想的な投資と言えるでしょう。

次に「分散」ですが、例えば企業の株を購入するときに複数の企業に分けて購入すれば、そのなかのひとつの業績が悪くなってしまったとしても、損失は少なくすみます。あるいは、投資先の地域を分散すれば、ある国の景気が下がってしまったとしても、ほかの国への投資がカバーしてくれる可能性があります。このように、投資先をひとつに絞るのではなく、なるべく分散させることで、リスクを抑えることができるのです。

初心者にもおすすめの「投資信託」

一方で、長期と分散が大事と言われても、具体的に何に投資すべきなのか迷ってしまいます。そこでおすすめなのが「投資信託」です。

投資信託とは、投資家から集めた資金を専門家がまとめて運用し、得られた利益を還元する商品です。

「国内の株式」「海外の株式」「債券」「不動産」など、さまざまな種類の投資信託がありますが、基本的に複数の銘柄・対象で運用するため、自然と“分散投資”になります。

また、毎月一定額ずつ購入する「積立購入」が可能な商品も多く、毎月コツコツ続けることで“長期投資”にも繋がります。
株や不動産に詳しくない方でも、専門家に任せながら「長期」投資と「分散」投資とが実現できる、それが投資信託なのです。
また、少額から始められることもおすすめする理由の一つです。

まとめ

貯蓄だけではお金を増やすことが難しい今、効率的な資産運用には投資が欠かせなくなっています。また、長期・分散を心がけることで、リスクも抑えることが可能です。
少額から始められて、自然と長期・分散が実現できる「投資信託」で、まずは投資の第一歩を踏み出してみましょう。
七十七銀行のインターネットバンキングでは、500円から投資信託の購入が可能です。今すぐまとまった資金が用意できなくても、それぞれのペースで投資を始めることができます。

【七十七銀行 関連ページ】

https://www.77bank.co.jp/sonaeru/toushin/nokouza.html

【参考サイト】

https://www.shiruporuto.jp/public/knowledge/assets/

※この記事は2022年4月現在の情報を基に作成しています。
今後変更されることもありますので、ご留意ください。

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