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ホーム > 個人のお客さま > ニュースリリース > 平成16年度 > 平成16年5月28日(1)

「リレーションシップバンキングの機能強化計画」の取組状況について

当行は、平成15年8月に策定いたしました「リレーションシップバンキングの機能強化計画」にもとづき、このたび、下記のとおり平成15年度における取組状況についてとりまとめましたのでお知らせいたします。

○公表資料

  1. (1)「リレーションシップバンキングの機能強化計画」の進捗状況(要約)
    機能強化計画に掲げた各項目について、平成15年度の進捗状況をとりまとめたものです。 なお、平成15年度の進捗状況の概要については、下記のとおりです。

  2. (2)七十七の地域貢献
    機能強化計画の「地域貢献に関する情報開示」にもとづき、平成16年3月期における当行の地域貢献の状況をとりまとめたものです。

<「リレーションシップバンキングの機能強化計画」の進捗状況の概要(平成15年度)>

  1. 全体的な進捗状況
    1. (1) 中小企業金融の再生に向けた取組み

      A.創業・新事業支援機能等の強化
      産学官ネットワークの構築等の観点から、「東北6県産業クラスターサポート金融会議」(当行が代表幹事)を開催(上期・下期各1回)するとともに、「産学官連携ファンド」である「東北インキュベーション投資事業有限責任組合」への出資、日本政策投資銀行との「業務協力協定」締結など、創業・新事業支援機能等の強化に向けた取組みを実施しました。

      B. 取引先企業に対する経営相談・支援機能の強化
      「地方銀行情報ネットワーク」への加入により他行取引先とのビジネスマッチングを開始し、その結果商談成立事例もみられました。また、要注意先債権等の健全債権化の観点から、審査部内のランクアップチームを中心とした取引先の指導等を行いました。

      C.早期事業再生に向けた積極的取組み
      地元中小企業の早期事業再生に向け、宮城県中小企業再生支援協議会との連携を図るとともに、本部担当者の行外研修会への派遣により、企業再生支援スキルの向上を図りました。

      D.新しい中小企業金融への取組み強化
      担保・保証に過度に依存しない融資の推進等の観点から、ミドルリスク・ミドルリターン商品の導入・推進などに努めるとともに、複数県連携型CLOへの参加を決定しました。また、第三者保証の利用のあり方を徹底するため、保証契約の厳正な取扱いを徹底するよう、注意喚起通達・事務手続改正により行内に周知徹底しました。

      E.顧客への説明態勢の整備、相談・苦情処理機能の強化
      行内の事務手続を改正し、重要事項の説明内容について一層の明確化を図りました。また、お客様サービス課による臨店指導などの機会を通じた行内への周知徹底により、苦情・相談処理体制を強化しました。

    2. (2) 健全性の確保、収益性の向上等に向けた取組み

      A.資産査定、信用リスク管理の強化
      信用格付基準等に則り、厳正な信用格付・自己査定、償却・引当を実施しました。

      B.収益管理態勢の整備と収益力の向上
      信用リスク定量化を四半期毎に実施するなど、信用リスクデータの蓄積を図りました。

      C.地域貢献に関する情報開示等
      地銀協の検討結果を踏まえ、開示内容・開示方法を決定し、中間決算発表時にホームページ等で公表したほか、ミニディスクロージャー誌に抜粋項目を掲載しました。

  2. 進捗状況に対する評価
    上記の内容は、「リレーションシップバンキングの機能強化計画」に掲げたスケジュールに基づくものであり、全体として予定どおりの進捗状況となっています。
    取引先の経営改善支援においては、995先の取組先のうち134先(下期:880先の取組先のうち40先)について債務者区分が上昇しました。また、担保・保証に過度に依存しない融資の推進を目的としたミドルリスク・ミドルリターン商品の導入のほか、下期に産学官連携ファンドへ出資するとともに、複数県連携型CLOへの参加を決定するなど一定の成果をあげております。
    なお、施策実施による効果の発揮にはいましばらく時間を要すると思われる項目もあることから、行内への周知を徹底するなど、リレーションシップバンキングの機能強化に向けた取組みを継続してまいります。

「機能強化計画の進捗状況の要約」はこちら