ICキャッシュカードの取扱開始について
〜「手のひら静脈による生体認証」機能でセキュリティが大きく向上します〜
当行では、偽造キャッシュカード等による不正支払の防止対策として、このたび「手のひら静脈による生体認証」(以下「生体認証」という。)が可能なICキャッシュカードの取扱いを開始いたしますので、以下のとおりお知らせいたします。
当行では、お客さまの大切なご預金をお守りするため、今後もセキュリティ強化に向けた取組みを強化してまいります。
- 生体認証の特徴
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(1) ICカードのICチップ内に、お客さまの「手のひら静脈」情報を事前に登録していただき、当行のATMでの払戻時に従来の暗証番号の一致確認に加え、ATMに設置されている読取装置に手のひらをかざすことで、ICチップ内の情報と照合しご本人確認を行うものです。
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(2) 「手のひら静脈」のパターンは、指紋等と同様に同じものはなく、経年変化もないことから、偽造・盗難等による不正支払を防止することが可能となり、キャッシュカードのセキュリティがさらに大きく向上します。
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- ICカードご利用可能ATM
当行のキャッシュサービスコーナー(店舗外現金自動設備を含む)に設置している、全てのATM(平成18年7月31日現在:373ヵ所、905台)をICカードおよび生体認証機能対応といたします。これにより、ICカードでのお取引が一部のATMに限定されることがなく、お客さまにご不便をおかけすることがありません。 - ICカードの種類、内容
キャッシュカードの安全性と利便性の観点から、よりセキュリティの高い「当行ATM利用限定カード」と現在のキャッシュカードと同等の利便性を確保した「他行ATM利用可能カード」の2種類のICカードを取扱いいたします。-
(1)「当行ATM利用限定カード」
高水準のセキュリティを実現するため、ICチップによる取引を当行ATMのみに限定したカードです。 -
(2)「他行ATM利用可能カード」
ICチップによる取引を当行ATMで行えるほか、従来のキャッシュカードと同様に、他行提携先ATMでの磁気ストライプによる取引が可能なカードです。
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当行ATM利用限定カード | 他行ATM利用可能カード | ||
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対象となるお客さま | 個人のお客さま | ||
対象となる預金 | 普通預金(決済用普通預金を含む)・貯蓄預金 | ||
生体認証機能 | 有 | ||
払戻限度額 | 当行・他行ATM のご利用合計額 |
200万円(注1) | |
内、他行ATM のご利用合計額 |
― | 50万円(注2) | |
カードの有効期限限 | 5年(5年毎に更新) | ||
発行(更新)手数料 | 1枚あたり1,050円(更新時も同様となります。) | ||
代理人カード | 発行可能(発行(更新)手数料は本人カードと同様となります。) |
注1.1万円以上200万円以内(1万円単位)で任意設定が可能です。
注2.0円以上50万円以内(1万円単位)で任意設定が可能です。
- 発行手数料の優遇について
<七十七>ポイントセブン※の合計ポイントが20ポイント以上のお客さまについては、発行(更新)手数料を無料といたします。
※お客さまのお取引をポイントに換算し、合計ポイントに応じて、ローン金利や各種手数料を優遇するサービスです。 - ICカード取扱開始日
平成18年8月14日(月):申込受付開始
平成18年8月21日(月):ATMでの取扱開始
(参考)
- 当行がこれまで行ってまいりましたキャッシュカードにかかる犯罪の防止対策は以下のとおりです。
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(1)ATMによる暗証番号変更の実施(平成13年1月〜)
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(2)ATM画面への覗き見防止フィルターの装着(平成16年5月〜)
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(3)ATMの1日あたりの払戻限度額の設定(平成17年3月〜)
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(4)ATMの1日あたりの払戻限度額の任意設定(平成17年4月〜)
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(5)顧客希望による総合口座貸越のATMでの利用停止(平成17年11月〜)
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- 今後更にセキュリティ強化を図るため、以下の対策を予定しております。
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(1)ATMでのお取引の都度、暗証番号を入力するテンキーの配列を自動的に変更する機能の導入。
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(2)類推されやすい暗証番号を使用されているお客さまへの、ATM画面上での注意喚起メッセージ表示。
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