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ホーム > 個人のお客さま > ニュースリリース > 平成17年度 > 平成17年5月26日

「リレーションシップバンキングの機能強化計画」の取組状況について

当行は、このたび平成15年8月に策定いたしました「リレーションシップバンキングの機能強化計画」にもとづき、平成17年3月までの取組状況についてとりまとめましたのでお知らせいたします。

○公表資料

  1. (1)機能強化計画の進捗状況(要約)
    機能強化計画に掲げた各項目について、平成15年4月から平成17年3月までの進捗状況をとりまとめたものです。
    なお、平成17年3月までの進捗状況の概要については、下記のとおりです。

  2. (2)七十七の地域貢献
    機能強化計画の「地域貢献に関する情報開示」にもとづき、平成17年3月期における当行の地域貢献の状況をとりまとめたものです。

<平成17年3月までの進捗状況の概要>

  1. 15年4月から17年3月の全体的な進捗状況
    1. (1) 中小企業金融の再生に向けた取組み

      A.創業・新事業支援機能等の強化
      産学官ネットワークの構築等の観点から、「東北6県産業クラスターサポート金融会議」(当行が代表幹事)を半期毎に計4回開催しました。また、「産学官連携ファンド」である「東北インキュベーション投資事業有限責任組合」へ出資するとともに人材を派遣するなど、創業・新事業支援機能等の強化に向けた取組みを実施しました。

      B.取引先企業に対する経営相談・支援機能の強化
      「地方銀行情報ネットワーク」への加入により他行取引先とのビジネスマッチングを開始し、その結果商談成立事例もみられました。また、要注意先債権等の健全債権化の観点から、審査部内のランクアップチームを中心とした取引先の支援等を行いました。

      C.早期事業再生に向けた積極的取組み
      地元中小企業の早期事業再生に向け、宮城県中小企業再生支援協議会との連携を継続するとともに、「みやぎ企業再生スキーム」の創設などにより、企業再生支援に取組みました。

      D.新しい中小企業金融への取組み強化
      担保・保証に過度に依存しない融資の推進等の観点から、ミドルリスク・ミドルリターン商品の導入・推進などに努めるとともに、複数県連携型CLOへ参加しました。また、第三者保証について、包括保証の廃止や限度保証の元本確定期日の設定など、行内の事務手続きを改正のうえ、保証契約の厳正な取扱いを徹底するよう研修会等で周知徹底しました。

      E.顧客への説明態勢の整備、相談・苦情処理機能の強化
      重要事項の説明について、手引き等を作成・配付するなど、より一層徹底を図りました。また、お客様サービス課による臨店指導などの機会を通じた行内への周知徹底により、苦情・相談処理体制を強化しました。

    2. (2) 健全性の確保、収益性の向上等に向けた取組み

      A.資産査定、信用リスク管理の強化
      信用格付基準等に則り、厳正な信用格付・自己査定、償却・引当を実施しました。

      B.収益管理態勢の整備と収益力の向上
      「信用格付・自己査定システム」を稼働するとともに、信用リスク定量化を四半期毎に実施するなど、信用リスクデータの蓄積を図りました。

      C.地域貢献に関する情報開示等
      地銀協の検討結果を踏まえ、開示内容・開示方法を決定し、(中間)決算発表時にホームページ等で公表したほか、ミニディスクロージャー誌に抜粋項目を掲載しました。

  2. 計画の達成状況および評価等
    上記のとおり、「リレーションシップバンキングの機能強化計画」に掲げたスケジュールに基づき、全体として予定どおりの進捗状況となりました。
    取引先の経営改善支援においては、期間中1,086先の取組先のうち175先(16年度下期:785先の取組先のうち33先)について債務者区分が上昇しました。また、ミドルリスク・ミドルリターン商品の導入による担保・保証に過度に依存しない融資推進の継続や財務制限条項付事業者向け融資商品の取扱開始、複数県連携型CLOへの参加など一定の成果をあげたものと認識しております。
    なお、施策実施による効果の発揮にはいましばらく時間を要すると思われる項目もあることから、さらなる機能発揮を今後の課題として、引続き取組みを継続してまいります。

「機能強化計画の進捗状況の要約」はこちら