三貨制度
●秤量銀貨の単位「匁」は、重量の単位そのものです(1匁≒3.75g)。
●江戸時代中期以降、一分銀、一朱銀といった金貨体系の単位の額面をもった計数銀貨が多く発行されるようになりました。
●金貨、銀貨、銭貨相互の交換については、幕府公定の交換相場(こうかんそうば)(下表)が示されていましたが、実際の取引では時価(じか)相場で交換されました。
●大判は主として恩賞(おんしょう)用、贈答(ぞうとう)用として作られた特殊(とくしゅ)な金貨(三貨制度の金貨とは別の系統)で、「枚(まい)」を単位として数えました。
金1両あたりの銀・銭の公定交換相場の推移
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1604 (けいちょう) (慶長9)年 |
1609 (慶長14)年 |
1700 (げんろく) (元禄13)年 |
1842 (てんぽう) (天保13)年 |
1868 (けいおう) (慶応4)年 |
1869 (めいじ) (明治2)年 |
銀貨 (秤量銀貨) |
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50匁 |
60匁 |
60匁 |
廃止 |
− |
| 銭貨 |
永楽銭1000文 鐚銭(びたせん) 4000文 |
4000文
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4000文
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6500文
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− |
1万文
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| 金融資料館の見どころ&蘊蓄(うんちく) |
| 1両は今のお金のいくらぐらいに相当するの? |
江戸時代の金1両は、今のお金のいくらぐらいに相当するのでしょうか。大変興味がわくテーマです。しかし、これは難問です。当時と現在では社会や経済の仕組みが全く異なっているからです。一応の計算では、江戸時代の中頃(元文小判)の1両は、米価では約4万円程度になるようです(日銀貨幣博物館)。これを前提条件にして伊達62万石を今の価格へ換算してみると、現在、米1俵(60kg)は約16千円(平成11年産の政府買入価格)ですから、4万円で米2.5俵購入できることになり、62万石は約250億円となります。平成11年度宮城県一般会計予算が約8500億円ですので、現在の財政規模がいかに大きくなっているかが分かります。
ちなみに、現在の国家予算は約80兆円ですが、江戸時代の幕府は400万石でしたので、今の価格に換算すると約1,600億円となります。 |
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(資料協力:日本銀行金融研究所貨幣博物館)
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