七十七銀行:金融資料館 The The 77BANK CYBER CURRENCY and BANKING MUSEUM


偽造防止の工夫

銀行券には、偽造(ぎぞう)防止のためのいろいろな工夫がなされています。平成16年11月1日に改刷された日本銀行券3種(一万円、五千円、千円)の偽造防止技術では、インキが表面に盛り上がった「深(ふか)凹版印刷」や紫外線(しがいせん)を照射(しょうしゃ)すると印章がオレンジ色に光る「特殊発光インキ」などの従来の技術に加え、光に透かすとすき入れられた縦棒が見える「すき入れバーパターン」が新たに用いられています。さらに、一万円券と五千円券では、角度を変えると、画像の色や模様が変化してみえる「ホログラム」という技術、千円券では、角度を変えるとパール印刷による「千円」の文字と潜像模様による「1000」の数字がそれぞれ浮かび上がる「潜像パール模様」という技術が用いられています。



金融資料館の見どころ&蘊蓄(うんちく)
紙幣に人物の肖像を使用する本当の理由
各国の紙幣には、なんらかの意味でその国を代表する人物の肖像が描かれています。その理由には次のようなものが挙げられます。
第一には、偽造防止のためです。紙幣の図柄には複雑でこみいった唐草模様、機械彫刻による細かな凹版彩紋模様、色違いの複雑なカゴメ状の地紋模様、細い平行線の万線模様、微細なマイクロ文字、動植物、建物、風景などいろいろあります。その中でも肖像は、偽造防止のために最も効果的であるとされています。その理由は、人間は常日頃から、よく似た容貌でも見分けることができ、体調が不良だとすぐわかるなど、無意識のうちにも優れた識別能力を備えているからです。
第二は、デザイン上の理由からです。肖像は券面を引き締め、美的感覚上も効果的です。しかし、あまり細かいデザインになると逆に画面構成が散漫になり、かえって偽造防止効果が薄れてしまいます。
第三は、人々に紙幣に対し親近感を持たせるためです。紙幣にはその国を代表する政治家や文化人、有名人等が描かれていますが、それは、国民に肖像の人物の業績を再認識させるとともに、紙幣に対する親近感をもたせるためのものです。



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