七十七銀行:金融資料館 The The 77BANK CYBER CURRENCY and BANKING MUSEUM


仙台今昔物語:参 「杜の都」の発展



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仙台七夕祭り
七夕については、天の川の西側の牽牛星(ワシ座のアルタイル・彦星)と東側の織女星(コト座のヴェガ・妻星)の夫婦星のよく知られた悲しい愛の物語が秘められています。この物語は古くから中国で伝承され、乙女たちは瓜や果物を供えて、二つの星を祭る「乞巧奠」(きこうでん)の行事を行いました。「乞巧」とは「巧みを乞う」ことで、七日の日に七つの孔(あな)のある金・銀・真鍮(しんちゅう)の針に、星の光をあらわす五色の糸を通し、裁縫が上手になるようにと祈りました。
一方・日本には古来から星祭りとは別に「タナバタ祭り」が行われていました。正月と七月の満月の日(十五日)は、先祖の霊が帰ってきて、子孫の祀りを受ける日とされていました。七月七日ころはイネの開花期で、風水害や病害虫が発生する時期でもあります。そこで選ばれた乙女=棚機女(タナバタツメ)は、七日の前日、六日の夜に御衣を織り上げ、豊作を祈って神に捧げました。これが日本古来の「タナバタ祭り」で、「七夕」(シチセキ)を「タナバタ」と読ませるのも、日本のタナバタ信仰と中国の星祭りが混合してしまったことを物語っているようです。
七夕飾りについては、「吹き流し」は星の光の五色の糸に似せたもの、「振り袖の紙の着物」は裁縫の上手を、「短冊」は手習いの上手を、「千羽ヅル」は延命長寿を、「きんちゃく」は富貴を、とそれぞれ願い・意味が込められています。
仙台の「七夕祭り」が日本一といわれるようになったのは、昭和3年、仙台商工会議所・仙台協賛会主催の全市七夕飾り付けコンクールを始めてからのようです。
なお、七夕の仕掛け物は、盆の十六日に肴町(現・大町二丁目)で魚を供養した「浜祭り」に始まったといわれています。


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